活動報告詳細

英語コミュニケーションの初回，飛び入りを含めて約１２人でのスタート。学部生から修士まで，また留学生が数名いたこともあり，年齢も国籍も学部もバラバラです。初めに自己紹介をしてもらった時にはみな緊張した様子でしたが，「深く知ることが深い理解につながる」という方針の下，４×３人のグループに分かれてのフリートークでは，笑顔が見えました。その後，グループのメンバーを入れ替えて「他者紹介」をしてもらいました。みんなこれにはだいぶ苦戦していたようです。英語で自分のことは話せても，他人のことを話すには，その人の話に耳を傾け，その話を自分の頭の中で整理して，それを英語に変換せねばならないからです。もちろん，それには自分の専門以外の分野に関心を持つことが必要になります。それも，ある程度深いレヴェルの知識が無ければ，僕たちが普段日本語でしているような会話を楽しむことはできません。参加者の表情からは，自分が言いたいことを十分に伝えられないことの悔しさがにじみ出ていました。これで「異文化理解の第一歩は，他人の話を傾聴する事から」という原則を体感できたでしょうか。今回はice-breakingということで，あまり具体的なトピックには踏み込みませんでしたが，次回以降はテーマを絞っていこうと思います。　（林）