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2022年度2学期第5回 冒険 | ラーニングサポート室‐LSO|北海道大学大学院教育推進機構
ラーニングサポート室‐LSO|北海道大学大学院教育推進機構

活動報告詳細

Activity Report Details

2022年度2学期第5回 冒険

英語コミュニケーション

2022-11-09

 2022年度第二学期の第5回のEC活動報告です。前回の特別回は「アメリカを横断した旅」という冒険のようなテーマでしたので、今回のテーマを「冒険」にしました。参加してくれた学生は2名で、常連の方でした。

 まずは、前回にイベントへ参加できなかったGさんのために、そしてHさんには前回のスピーチの内容を簡単にまとめて、以下のように話しました。「私はSさん(前回、アメリカを横断した話をしてくれた方)のアメリカの旅に関するスピーチを楽しんでいました。Sさんの話によると、アメリカは面白い所がある一方で、格差社会の闇もたくさんあります。例えば、日々深刻化になりつつあるホームレスの問題など」。

 続いて、本題に入りました。水産学を研究しているHさんによると、個人の研究を展開するために、たまに危険な場所に行く必要があります。例えば、山にある川の付近で、魚の観察や捕獲をする時に、熊に遭う可能性を考えなければならないので、危険に晒されるような研究は個人にとっての冒険だそうです。また、Hさんは研究のために、1日に40匹の魚を取らなければならない任務があるので、1日のうち相当長い時間、川に滞在することになります。そんな危険な場所にいる勇気を、Hさんは持っていることが分かりました。

 次に、Gさんは自分の冒険について語ってくれました。今年の3月に、南幌の温泉に行ったGさんはその帰り道に、美味しい天ぷらを買ってカバンに入れたまま駅に向かっていた途中で、カラスに襲われたそうです。幸いにも、自分の襲われた姿を運転している女性に目撃されて、乗車させてもらったそうです。そこでは、カラスを巡っての話で盛り上がりました。私もカラスとのストーリーを皆さんと共有しました。日本に来たばかりの時期に、燃やすゴミを自転車の箱に入れっぱなしのまま、教室に行って戻った時に見た光景はすべてのゴミは地面に散らかっていたことでした。私はカラスの姿を見なくてもカラスがやったことだと思っています。やはり北海道に住んでいる人々にとってカラスと「戦う」日々は冒険のようですね。

 二人の冒険経験を共有してもらったら、冒険について、Youyouさんは新しい視点を与えました。そもそも、冒険という文字を見る際に、皆さんはまず旅や長い距離の移動や危険な出来事などを先入観から、頭に浮かびやすいと思いますが、生活の中で、たくさんの小さな挑戦や目立たない些細なことも冒険だと言えます。例えば、博士の道を選んだ時から博士号を取るまでの道も冒険の道と言っても言い過ぎではないと考えられます。故に、皆さんにとっては、冒険の定義は様々ですから、ひと括りにすることはできないです。

 だとしたら、英語を上手に話せない学生にとって、勇気と自信を持って、英語コミュニケーションのイベントに参加しにくることも一種の冒険ではないかとつい考えてしまいました。これからもたくさんの面白いテーマを行う予定なので、ぜひ、冒険の気持ちで参加しにきてください。(崔鵬)

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