2022年度2学期第12回 友達
英語コミュニケーション
2023-01-11
2022年度第二学期の第12回の報告です。今回のイベントは年明けの最初の回で、テーマは「友達」でした。参加してくれた学生は3名で、そのうち、新規の方は1名でした。
最初のウォーミングアップでは、皆さんが冬休みのそれぞれのエピソードを紹介してくれました。魚の研究者であるHさんは、冬休みの期間で、自分の魚と後輩の魚にいい世話をしたことで、魚が太ったことを冗談のようにシェアしてくれました。また、里帰りをしたGさんによると、冬休みのルーティンは論文を書くこと、お母さんの料理を手伝うことだそうです。最後に、Yさんの話から、この冬休みは楽しめなかったことが分かりました。理由は親知らずを抜歯した痛みのせいで、おいしいものを食べられなかったからです。
続いて、本題に入りました。テーマは「友達」というありふれた話題でしたが、皆さんの、友達とのそれぞれのエピソードを期待しました。Gさんの友達は冷静で落ち着いた人だそうです。また、友達を尊敬しているGさんは、その友達と一緒にいる時は、気持ちがとてもいいと言ってくれました。「友達と毎日やりとりをしていますか?」という質問に対して、Gさんの返事は「たまに、携帯のチャットアプリで、友達と話していて、勉強や日常生活や映画とアニメなどの話で、盛り上がっています。」でした。
次に、YさんとHさんの会話から、「LGBT+」(性的少数者)という話題にたどり着きました。討論の中心は、「LGBT+」というグループに所属している人間たちはどのくらい日本の社会に受け入れられるのかということでした。結論としては、この社会にいる人間たちは、「LGBT+」という性的少数者を理解したり、支援したりする環境ができればいいと皆さんは合意しました。確かに、この世界では、様々な人間が存在していて、法律を守る上で、全ての人間の生存権利や生活方式が理解されるべきだと思っています。
討論の内容によって、印象に残ったことは二つあります。一つ目は、たとえ日本の社会において、「LGBT+」をテーマとした社会的なイベント(札幌と言えば、Rainbow Prideのような活動)が行われても、「LGBT+」が完全に社会に受け入れられることは、まだ実現したと言えない。理由は、Youyouさんは「少数者(マイノリティー)としての彼らがイベントを行えるという表面的なふるまいだけではなくて、この問題は社会にいるすべての人々に関わるものであるという認識をすることが大事です。」と説明しました。
二つ目は、Yさんは「近年、LGBT+の人は確かに増えている。」に対して、Youyouさんは「一見そうに見えますが、LGBT+の人は近年から増えているわけではなくて、彼らは昔からもずっと存在していて、近年から、ようやく自由に自己表現ができる環境が整ってきたから、声が多く聞こえてきたのだと思います。」と反論したことでした。
今日の討論はテーマから少しずれてしまったことに気づきましたが、たまに社会問題に触れるようなチャンスがあれば、いい討論ではないかとつい考えてしまいました。皆さんは英語を勉強している理由は、決して試験するのに使うことだけではなくて、英語を使って、社会におけるあらゆる問題に対する観点や発想などを発信できることだと信じています。英語コミュニケーションはこのような環境を作りたいので、皆さんはぜひこの場を活かしてください。(崔鵬)
最初のウォーミングアップでは、皆さんが冬休みのそれぞれのエピソードを紹介してくれました。魚の研究者であるHさんは、冬休みの期間で、自分の魚と後輩の魚にいい世話をしたことで、魚が太ったことを冗談のようにシェアしてくれました。また、里帰りをしたGさんによると、冬休みのルーティンは論文を書くこと、お母さんの料理を手伝うことだそうです。最後に、Yさんの話から、この冬休みは楽しめなかったことが分かりました。理由は親知らずを抜歯した痛みのせいで、おいしいものを食べられなかったからです。
続いて、本題に入りました。テーマは「友達」というありふれた話題でしたが、皆さんの、友達とのそれぞれのエピソードを期待しました。Gさんの友達は冷静で落ち着いた人だそうです。また、友達を尊敬しているGさんは、その友達と一緒にいる時は、気持ちがとてもいいと言ってくれました。「友達と毎日やりとりをしていますか?」という質問に対して、Gさんの返事は「たまに、携帯のチャットアプリで、友達と話していて、勉強や日常生活や映画とアニメなどの話で、盛り上がっています。」でした。
次に、YさんとHさんの会話から、「LGBT+」(性的少数者)という話題にたどり着きました。討論の中心は、「LGBT+」というグループに所属している人間たちはどのくらい日本の社会に受け入れられるのかということでした。結論としては、この社会にいる人間たちは、「LGBT+」という性的少数者を理解したり、支援したりする環境ができればいいと皆さんは合意しました。確かに、この世界では、様々な人間が存在していて、法律を守る上で、全ての人間の生存権利や生活方式が理解されるべきだと思っています。
討論の内容によって、印象に残ったことは二つあります。一つ目は、たとえ日本の社会において、「LGBT+」をテーマとした社会的なイベント(札幌と言えば、Rainbow Prideのような活動)が行われても、「LGBT+」が完全に社会に受け入れられることは、まだ実現したと言えない。理由は、Youyouさんは「少数者(マイノリティー)としての彼らがイベントを行えるという表面的なふるまいだけではなくて、この問題は社会にいるすべての人々に関わるものであるという認識をすることが大事です。」と説明しました。
二つ目は、Yさんは「近年、LGBT+の人は確かに増えている。」に対して、Youyouさんは「一見そうに見えますが、LGBT+の人は近年から増えているわけではなくて、彼らは昔からもずっと存在していて、近年から、ようやく自由に自己表現ができる環境が整ってきたから、声が多く聞こえてきたのだと思います。」と反論したことでした。
今日の討論はテーマから少しずれてしまったことに気づきましたが、たまに社会問題に触れるようなチャンスがあれば、いい討論ではないかとつい考えてしまいました。皆さんは英語を勉強している理由は、決して試験するのに使うことだけではなくて、英語を使って、社会におけるあらゆる問題に対する観点や発想などを発信できることだと信じています。英語コミュニケーションはこのような環境を作りたいので、皆さんはぜひこの場を活かしてください。(崔鵬)