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2020年度2学期第14回 さみしさを押し込めずに? | ラーニングサポート室‐LSO|北海道大学大学院教育推進機構
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活動報告詳細

Activity Report Details

2020年度2学期第14回 さみしさを押し込めずに?

英語コミュニケーション2020

2021-01-21

ジブリの名作映画『耳をすませば』でヒロインの月島雫は「さみしさ押し込めて 強い自分を守っていこ」と歌う。だが、なかなかそうもいかないこともある。今回はそんな押し込みきれないさみしさを感じた瞬間について話した。

Jさんは昔の恋人との思い出について語ってくれた。甘酸っぱいというよりはけっこうビターな失恋エピソードだったが、Jさんは話を面白く語ってくれたので、私をはじめ多くの人が笑いをこらえきれなかった。過去の悲しい出来事を笑いに変えるJさんは素敵だ。

Xさんは予備校に通っていたころ、寮に住んでいた友人が先に大学に合格し、寮を出て行ったことについて話してくれた。Xさんはその友人がいなくなるさみしさを感じつつも、先に進学先を決めた友人をうらやましく思ったと話した。Xさんの話は、さみしいと一口に言ってもそこには様々な感情が織り込まれていることを思い出させてくれた。

Oさんは昨年予定していた海外旅行がパンデミックの影響でキャンセルになったことがまだ心残りだと話した。これには共感する人も多いはずだ。海外旅行だけでなく、国内旅行や年末の帰省を断念した人もいただろう。自分の意志や能力とは別にやりたいことが制限されることの多い日々が続いている。この状況にあってもなんとか楽しめることを見つけたいと改めて思った。

今回のように少しネガティブで繊細なトピックについても話せるようになったのは、参加回数を重ねるうちにお互いに信頼関係ができたからという面もあるかもしれない。もしそうであれば嬉しく思う。

さて、次週が今年度最後の活動となります。最後の活動報告もお楽しみに。
コンクリートロードが雪に埋まる札幌からお届けしました。(江刺)

歌詞の引用元
『カントリーロード』(1995年) 原曲作詞: Bill Danoff、John Denver 日本語訳詞: 鈴木麻美子 補作: 宮崎駿 歌: 本名陽子

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