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2019年度2学期第6回 Material Desire | ラーニングサポート室‐LSO|北海道大学大学院教育推進機構
ラーニングサポート室‐LSO|北海道大学大学院教育推進機構

活動報告詳細

Activity Report Details

2019年度2学期第6回 Material Desire

英語コミュニケーション2019

2019-12-02

今回は9名の参加者が北図書館2階セミナールームに集った。今回のトピックは「物欲」。「欲しい物は何?」という問いをテーマとして掲げ、2人1組になって話し合った。①昔、欲しかった物②いま、欲しい物③物に縛られずにほしいもの、という3つの段階に分けてディスカッションを行った。なお、毎回のセッションでパートナーを入れ替えた。

最初のセッションでは過去に欲しかったものについて話した。カードゲームや遊んでいたおもちゃの話などが挙げられた。物を必要とせず、身の回りにあるもので十分だったという意見もあった。幼少期にほしかったものについて話すことを取っ掛かりとして、住んでいた場所の話、どんなことに興味があったか、どんな風に過ごしていたかというように話を広げることができていた。

次に、今欲しい物について話し合った。クリスマスが約1か月後に迫っていることから、「クリスマスプレゼントに何が欲しいか?」という問いを立てて、話し合った。さらに「何を・誰にプレゼントする予定か?」についても話し合った。物欲がないという人も多く、忙しいので時間がほしいという切実な意見も出てきていた。中間試験も近づいており、みなさんなかなか忙しい。このセッションでは日常生活について話をすることができていた。

最後に、物欲を超えて―もともと物欲がないという人も多かったのだが―ほしいものについて話し合った。この問いは抽象的だったため、まず、目指している自分や、目標について考えてもらい、そこに到達するためには何が必要か、というフレームを提示した。学部1年生の参加者からは「やりたいことが多く、まだ選べないが、できるだけ多くのことに挑戦して自分に合うものを見つけたい」という意欲的な話が聞けた。

今回のトピックもある参加者からのリクエストであった。物欲というテーマを、時間軸に沿って問いを作り替えていくことで進めていったが、この他にも「無人島にもっていくなら何を持っていく?」などのように、条件が指定されている状態で物を選んで、議論するなどの方向で進めることもできたかと思う。

次回以降も参加者と試行錯誤しながら楽しんでいきたい。(江刺)

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