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2017年度2学期第4回 どうすれば健康的な生活を送れるか | ラーニングサポート室‐LSO|北海道大学大学院教育推進機構
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活動報告詳細

Activity Report Details

2017年度2学期第4回 どうすれば健康的な生活を送れるか

2017-11-09

英語コミュニケーションも,今日で4回目。学部生と院生を合わせて,計6人が集まりました。今日のテーマは「どうすれば健康的な生活を送れるか」です。いつものように,まずはみなさんに自己紹介をしてもらい,それから自分の生活を振り返って「良い習慣」と「悪い習慣」を挙げてもらいます。「良い習慣」としては,適度な睡眠,運動,食事ということで参加者の意見が一致しました。その一方で,それぞれが「悪い」と考える習慣には個人差がありました。例えば,ある学生は「甘いものを食べすぎること」が問題だと考え,またある学生は「長時間動画サイトを見続けること」が良くないと言います。次に,バラバラに見えるそれらの「悪い習慣」にも「過剰性」という共通項があることを指摘し,どうすればそれを改善できるかを考えてもらいます。すると「何か(心身に)良くないことをしたときに,それを回復するための対抗策を持つ」「何かに過剰にのめりこんでしまうということは,結局ストレスがかかっているということだから,そこをなんとかしなければならない」などの意見が挙がり,それに対して「ストレスを感じないようにするには,環境を変えるしかない。でも,実験のスケジュールを自分で勝手に変えることはできないように,外部環境は自分の力ではどうしようもないこともある。だから,それは仕方ないと割り切るなど,内的な思考回路のほうを調節していくしかない」という指摘もありました。また「朝食の時間を設定することで,一日のルーティンが自然と決まるようになる。このリズムにしてから,心も体も健康になった」という意見が上がり,それに対して講師のアリレザさんが「やはり心と体はつながっている。毎日地道なルーティンを淡々とこなしていくことははじめ面倒なことに思えても,それを無意識でできるようになればかえってストレスは感じない。たとえば空腹を感じて自然と体が起きようとしたり,ベッドからおきて顔を洗いに洗面所に行くときに,私たちはほとんど無意識でそれをする。だから,ルーティンをつくるのは,自分をストレスから守るための良い方策となりうる。またルーティン化にはもうひとつ良い側面がある。もし毎日がちがうことの連続である(と思うような)生活を送ってしまったら,何か特別な経験が自分に訪れたときに,それを特別なことと感じられなくなるはずだ」というまとめをして,今日は散会となりました。最後の言葉はなかなか哲学的な問いに思われますが,試験などで忙しい毎日をおくる参加者諸氏には,どう響いたのでしょうか。 (林)

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