休学・留年・転部等
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第一志望の大学に行けず、仕方なく北大に入りました。やる気がしないし、何となく違和感があります。どうすれば良いのでしょうか?
まず、大学を選んだ基準を考えましょう。
第一志望の大学を目指した理由として、そこでしか学べない学問がある、感銘を受けた先生が教鞭を執っている、将来希望する職業に密接に関連する等、他に代えられない条件があるのなら、その大学への再入学を目指すのが最も良い方法でしょう。これに対して、言語化して他人に説明しづらいような、プライドや学歴コンプレックスといった漠然とした目的だったのなら、それは考え方の問題かもしれません。「大学の社会的評価=自分の価値」と一概に考えるのは、極めて限定された狭い視野からの意見です。
どの大学に入ったかではなく、大学生の間に何を学びどれだけ成長したかが重要です。そして、卒業後にまで目を向ければ、大学で学んだ知識をどう役立てるのか、そしてそこから何を生み出せるのか、を考えていかなければなりません。この原則を理解していなければ、どんな大学で学んだところで価値がありません。
将来の目的と問題意識を明確化し、有意義な学生生活を送ってください。もし、どうしてもうまくいかないようでしたら、ラーニングサポート室や学生相談室、ピア・サポートルームといった組織で専門スタッフや先輩たちと相談ができるので利用してください。