移行システム
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他系への移行を希望する際の履修上の注意点を教えてください。
志望先の算出基準表を考慮して履修する科目を決めてください。例えば総合理系から文系の学部へ移行を希望する場合,文系学部の算出基準単位に基づく移行点が使われます。算出基準を満たすためには,理系学部志望者よりも主題別科目や外国語科目の単位を多く修得する必要があります。第2学期だけでは算出基準単位をすべて満たすことはできないので,第1学期から計画的に履修してください。
ただし,他系移行を偏重した単位の取り方では,本来の系の移行点が低くなる可能性があります。他系移行は第1次志望登録・振り分けのみ可能です。また,他系移行可能な人数は,各移行先の定員の1割(端数切り上げ)を上限とします。第1次振り分けで他系移行しなかった(できなかった)場合,第2次志望登録は本来の系のみの登録となります。本来の系の移行点が低いために,進路選択の幅が狭くなってしまわないよう,両系の算出基準を満たすことが望ましいでしょう。総合文系の学生は文系基礎科目「人文・社会科学の基礎」を取り易く,総合理系の学生は理系基礎科目を取り易くなるように時間割が設定されています。両方の単位を取得し移行点に参入したい場合は,第1学期からの計画的な履修を心掛けてください。